蕾が咲いていく日々です
ありがたいことに、今年度も様々な場所でお芝居を教えています。
お申し込みいただければどなたでもご参加いただけるストアカでのワークショップをはじめ、養成所や事務所でのレッスンも引き続き。個性と肉体条件をなるべく早く見極めて、最短距離で個々が輝く演技へ導くことをモットーに。
そのための場づくりを頑張っています。
しかし結局のところ、アドバイスをいくら伝えても本人がどう捉えて努力するかしかないのですが…この1週間以内に素晴らしいことがたくさん起きたのでここに書き溜めておきたいと思いました。
基本的に「突然演技がびっくりするほど上手になる」なんて夢みたいなことは起こらないよ、いうことは何千人も見てきて感じることではありますが、しかし着実にしかるべき階段を登っていけばそこに辿り着くことはできると思います。
私のレッスンに数年通ってくださっている方がいつの間にかもんのすごく上手になっていました。私がふっと指摘したことを努力して直した結果、楽に楽に自分らしく演技がつながってきたようです。それを私に教えてくれたことも宝物をもらったように嬉しいです。
若い子たちに教えるときも、先週より一段二段階段登ったところにいてくれました。努力していることが伝わってきて愛しくてたまりません。
気づきのアンテナをレッスンの中で増やして、日常の全てを学びにしていくとどんどん伸びていきます。アンテナをどれだけ持てるかも表現者として必要なことだと思います。
私は自分自身が全く器用ではなく、たくさんの言葉を様々な恩師からいただきました(先生方はご苦労なさったことでしょう…ほんとすみません)。その時その場で理解できないこともあって、10年以上してからやっと理解できることばかりです…。多くの現場を経て、その中でもアンテナがボンボン立っていって、そりゃ悪意のあるような決して必ずしも成長につながるとは限らないような言葉を掛けられた日々もありましたが、私は前向きに成長出来る言葉を携えて、先生方の表現哲学の教えを胸に、今幸せな時間を過ごしています🙏
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